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これは、2ちゃんねるでネタになったY軸歪曲の図である。
Y軸曲げがあまりにもぶっ飛んでいるため、何度かネタとして使われた。
ここでは、辻褄合わせのために強引に解釈されたかも知れないY軸歪曲を、真面目に解釈していくことにしよう。
アイツがいてこそ
結論から言ってしまうと――
Y軸が曲がったのはプレイヤーが降臨したから
だと考えられる。
ゲーム内における時間軸を自由に飛び越えられるプレイヤーがいてこそ、Y軸を曲げて時間跳躍が成立したのではないだろうか。
Y軸曲げは、プレイヤーを利用してこそのものだった。
ココロ編で、こころが避難小屋とスフィアを同一時間軸上の出来事だと思いこんでいたのが、その主たる原因かも知れない。
避難小屋とスフィアが同一時間軸上にあるように見せられたから、Y軸も歪曲してしまったのだ。
それどころか、時空間転移そのものがプレイヤーがいたからこそ成立した可能性もある。
時空間転移装置は、グラサン達から見れば神のような存在であるプレイヤーを利用する装置だったのかも知れない。
ランダムの転移現象?
さて、Y軸とは少し離れるが、時空間転移とプレイヤーの関係を示す事象をもう一つ取り上げよう。
転移現象はランダムで発生し、その後33分ごとに転移し元に戻る(33分間ルール)のだが、最初のランダムの転移は、プレイヤーの意思が絡んでいた可能性もある。
というのも、この転移の直前にはこころ、悟、犬伏のいずれかが、動揺したりなどで心が大きく動いていることが多いからだ。
未来の新聞を読んでいたり、悟にネズミのことで責められていたり、榎本に襲われたり、黄泉木達を助けるために転移が早く来てくれと願ったり――
ぱっと数えてみると8〜9割以上の転移は、彼らの心理状況が影響している模様。
他の1〜2割も姿の見えない犬伏であれば、十分辻褄は合う。
さらに、33分間ルールも、偶然と悟の思い込みによって生まれた可能性もある。
1日目の転移では、スフィアのこころや避難小屋の悟は、ランダムの転移時と同様に動揺して心に影響を受けた時に転移しており(その転移が33分だったのは単なる偶然)、
2日目には、悟は33分間ルールを見つけ、そういう規則があると思い込んだからだ。
時空間転移装置はプレイヤーを利用したものだったと考えるならば、プレイヤーの心理状況が大きなカギだったのであろう。
最終レベルでの転移も、エピローグの最後にこころ、悟、犬伏があのような状況にあったからこそ起きたのかも知れない。
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